武道、武術やスポーツは礼儀(マナー)を大切にしています。日本でもスポーツ経験者は礼儀正しいと思われるのはそのためでしょう。
中国武術の中で日本の武道でいうお辞儀(礼)にあたるのが「抱拳礼(ほうけんれい)」です。「抱拳礼」は右手を拳に、左手を掌(パーのような形)にして胸の前で合わせるポーズです。
カンフー映画などで見たことのある形だと思いますが、中国武術の中では挨拶として必ず使うマナーです。今は右手が武力、左手が文化(知識)を意味していて、それを合わせることによって文武両道や武力をひけらかさないと言う意味です(諸説あります)。
ちなみに一般社会の中で「抱拳礼」を使うことはなかなかありません。
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